こんにちは、えみゅママです。
前回のブログを書いている際、後ろでNHKのニュースが流れていて、
『オリンパスが映像部門を、日本産業パートナーズに売却』
えーーーーー!!!!
です。いや、前々から、映像部門は赤字で、カメラ事業から撤退するんではないか?という噂が流れつつも、そのたびに、マイクロフォーサーズ規格は作り続けるよ~、などとしかるべき筋の方は言ってたのに・・・・・
本邦事業会社の事業再編に際し、事業戦略・金融・テクノロジーなどの
経営インフラを提供し、事業価値の拡大を通じて、日本産業の活性化に寄与する
つまりは、ファンド会社。
つまりは、今後、どこかの会社に転売する・・・・ということですよね?
願わくば、日本の企業であってほしいですが、想像するに中華系?の企業かも?
オリンパスって言えば、もちろん光学機器・電子機器の老舗。
レンズ交換式カメラはマイクロフォーサーズ規格のカメラを製造し、私(マイクロフォーサーズ使い)も大いにお世話になっております。
スマホが世界のモバイルの主流になってからは、カメラ事業は汲々としています。廉価なデジカメは売れなくなり、もはやカシオ等廉価なデジカメを得意とするメーカーは軒並み撤退。各社マニア向けの高級カメラに力を入れるも・・・・・・
やっぱ、斜陽な流れは変わらないのかなぁ・・・・・
私個人的には、スマホで写真撮るのはすごく苦手で、カメラを握ってないとダメな人です。でも、子供なんかはもうスマホオンリーです。
ちょっと、オリンパスさんのお世話になったカメラの写真でも載せておこう。
オリンパス L-1。
父から譲りうけたもの。大柄ですが、レンズ交換式カメラではありません。
1990年作。35mm/F4.5~135mm/F5.6のズームカメラ。
当時父親がこれを使ってて、めっちゃ『革新的』って思ってました。形が独特でしかも液晶画面があって、そこに情報が映し出されるのがハイテク!(死語?)って思ってました。実家を建て替える際に、不要なカメラをみんな持って帰っていいよ、って言われたので、このほか5台ほどニコキャノ一眼レフと共に、貰い受けました。
なんか、オリンパスの情熱が詰まったようなフィルムカメラです。電源を入れてみると、なんと、電源が入った!もう何年も使ったことがないのに!
コロッとした使い捨てのリチウム電池が入っているんですが、すごい省電力。ビバ!メイドインジャパンですな。
オリンパス E-510
2007年作。レンズ交換式フォーサーズ規格カメラ。
私が、レンズ交換式カメラに目覚めた一番最初のカメラです。今では当たり前のようになっている『ライブビュー機能』が搭載された革新的カメラ(だった)。
これも、父に譲ってもらいました。これで撮った写真を見て、あまりに普通のデジカメとは違う仕上がりにビックリして。
その空気感、雰囲気の良さ、色気・・・・・そういったものを初めて感じたカメラです。望遠レンズをつけっぱなしにしてますが、今では満月撮影専門機になってますが、現役です。メモリーカードは、コンパクトフラッシュかxDピクチャーカードという、今ではどちらもほとんど使われていない規格ではありますが。
オリンパス CAMEDIA C-900
1998年作。ソニーRX100M4を買うとき、下取りに出してしまったんですが、デジカメ初期にお世話になったカメラ。
何かの雑誌の懸賞で、ハウジングが当たり(パパさん談によると、当たったのは別機種のだそうです。当機のハウジングは購入したそうです)、ダイビングの際ずいぶん持って行って、海中写真も撮ってました。
当時からブログがあったならば、きっと海中写真もいっぱい載せてただろうに(笑)
今から考えても、昔にしてはよくできたカメラだったと思う。
オリンパス STYLUS1s
2015年購入。言わずもがな現役中の現役。光学10.7倍の高倍率ズームながら、開放F値は全域でF2.8。ほんとに、柄はでかいけど(許容範囲の大きさ)、こんなに優れたレンズを持つデジカメを私は知りません。多少、裏の液晶が黄色っぽくなってますが、パパさんにはこれでわんこ達の撮影をお願いしてます。ファインダーがあると、晴天の撮影がめっちゃ楽とパパさんは申しております。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
パナライカの広角レンズを買った後にも、こちらの広角レンズはヘビロテ。そのコンパクトなサイズ感はマイクロフォーサーズの真骨頂と言えるでしょう。大好きなレンズのひとつです。
↓ もう一つの鼻ツンサイトです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6がやってきた、でしゅ♪
https://blog.goo.ne.jp/komameazu/e/dd90a5b395e1769efae0f1dd4b8ca7cf
・・・・・・とまあ、私のオリンパスの歴史を載せましたが、オリンパスさんこれからどうなるんでしょう?マイクロフォーサーズ規格もどうなるんでしょう。
オリンパスは昨日もHPに
引き続きOM-D、PEN、ZUIKOレンズ、ICレコーダーなどのオリンパス映像製品の販売、サポートサービスを継続してまいります。
今後も安心してオリンパス映像製品をご購入、ご愛用下さいますようお願い申し上げます。
と載せておりますが、その文章の後に、
掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
https://www.olympus.co.jp/news/2020/an01698.html
と、これまた小さな文字でわざわざ書いているところがなんとも・・・・・・
同じマイクロフォーサーズのカメラを作っているパナソニックも最近はLマウントアライアンスのフルサイズに注力しているようだし、未来は暗い?かもしれません。せっかく私も一通りのレンズとかそろえているのに、ちょっとがっかり。
これも時代の流れなんかな。
とてもいいものを作っていても、結局は売れなければ元も子もないんです。商業映像家や一部のマニアで残るパイを奪い合っても・・・・・
カメラがなくなるとは思えませんが、未来が悲観的に思えるのは、私だけではないでしょう。
まさしく、オリンパスブルーならぬ、心がオリンパスでブルーです。