こんにちは、えみゅママです!

さて、新年も明けて、えみゅママにとってはまたひと~つ年を取っていくという恐ろしい(笑)現実が控えています。

さりとて、若い時がいい・・・とも思わないんですが(年を重ねるとそれはそれでいい事もある)、体の衰えだけは実感するところ。

近眼のえみゅママは6~7年くらい前から、『遠近両用コンタクトレンズ』に替えています。

高校の時以来、大阪梅田の有名なハ〇ノ眼科へ通っていたんですが、そこでず~~~と言われていたのが、

『あなたのように近視の度が強い人は、ハードコンタクトレンズの方がいいんです』

ということです。

うん、それは分かる。でも、使い捨てレンズとかどんどん新製品が出てきてる時代だったので、それも試してみたいって思うのが人情でしょ?

ところが、劇的に転換したのは、奈良へ引っ越してしばらくしてから、思い切って近くの眼科に変更してからの事。

そこの先生は、積極的にソフトレンズを推奨していて、行ったその日に遠近両用ソフトレンズに変更してしまっていた!!

ハ〇ノコンタクトで言われていた、『度の強い人はソフトコンタクトでは視力を得られない』ということは全くなく・・・・(いや、ひょっとして当てはまる人がいるのかも知れないが)

年を取って、ハードレンズでは当たりが硬いと感じていたのが、ソフトレンズでは柔らかく、ちっとも痛くない!見え方も、遠くも近くもちゃんと見えます。

その時の驚きを今でも覚えています。先生に感謝!!

その時、いくつか試して、価格と品質が私に合っていたのが、

クーパービジョン バイオフィニティ マルチフォーカル

加入度数は、当時3段階(今は4段階)で、+1.0にしていました。

しかし、何年も経つと、さすがに夕方になってくると目が疲れてきて明らか老眼が進んでいます。

そこで、思い切ってもう少し加入度数をあげてみることにしました。

本当は、ワンデーで気に入った製品があるんですが(アルコン デイリーズトータルワン マルチフォーカルいわゆる生レンズ)、ワンデーを毎日使うとなると相当な出費((+_+))

ですので、2週間使い捨てレンズにターゲットを絞りました。

ところが、これがなかなか一筋縄ではいかなかったんです。

単純に加入度数を +1.0 → +2.0 に上げればいいんだろう

と思っていた私は浅はかでした。遠近両用コンタクトレンズは奥が深い!!

眼科では、同じ商品で2つ度数を替えて、以下の3つの2週間交換レンズを試しました。

1 ボシュロム アクアロックス<遠近両用>

もし、目に合うんだったら、一番お勧めするのはこの製品。

最新の製品で、次世代シリコーンハイドロゲル素材<samfilcon A>が使われています。

  • 度数    近視は -10.0 まで。 遠視は +6.0 まで。
  • 加入度数  +1.5/+2.5の2種
  • ベースカーブ等  8.5mm * 14.2mm 
  • 中心厚  0.07mm + 加入度数
  • 含水率  46%
  • 酸素透過率  163
  • 特徴  次世代シリコーンハイドロゲル素材使用で、長時間潤いが続く。高い酸素透過性。ボシュロム独自の累進型光学デザインで見え方がスムーズ。厚みが薄いので、度数のチョイスは慎重に(厚みがある方が度が出やすい)。

残念ながら、私には『累進型光学デザイン』が合わなかったようです。緩い方ときつい方試したんですが、緩い方は中間が見えづらく、きつい方は近くと中間が見えづらかったです。

装用感はピカ一だったので、ちょっと残念。夜になっても乾かないのが良かった。加入度数にもっとバリエーションがあればなぁ・・・

ボシュロム アクアロックス 遠近両用

https://aqualox.jp/mf/

2 クーパービジョン バイオフィニティ マルチフォーカル

元々、使っていた製品。ずっと使っていたので、事前の私の予想ではこれが一番合うんじゃないかと思っていた製品。

でも、+1.0と+2.0の壁は思ってたより単純じゃなかった。

  • 度数    近視は -10.0 まで。 遠視は +6.0 まで。
  • 加入度数  +1.00 / +1.50 / +2.00 / +2.50の4種
  • ベースカーブ等  8.6mm * 14.0mm 
  • 中心厚  0.1mm + 加入度数
  • 含水率  48%
  • 酸素透過率  128
  • 特徴  バランスド プログレッシブ テクノロジー デザインで遠くも近くもくっきり。潤いベールで汚れの付着を軽減。アクアフォームテクノロジーで高い保湿性。高い酸素透過性。含水率がやや高めなので、長時間でやや乾く。

度を強くすりゃ見えるやろ・・・と思ってた私をガツンと殴ってくれた製品(笑)。合えば、安価で品質は良いのでお勧め。最近、夕方によく乾燥して辛かったので、年と共に目がドライアイに近づいていたのかも?含水率が低い方がドライアイには良いみたい。

バイオフィニティ マルチフォーカル 

https://coopervision.jp/contact-lenses/biofinity/biofinity-multifocal

3 アルコン エアオプティクス プラス ハイドラグライド  マルチフォーカル

なぜか試供品が違う『名前』のもので左右ひとつづつ・・・(笑)看護婦さんは、『名前は違いますが、全く同じものです』との説明。

ええ、ええ、これは私、事前に知っていましたよ。もともと『アクア』という製品だったものが汚れにくく、さらに潤いが続くようにリニューアルされ『ハイドラグライド』になったんです。ですから、現在販売されているものは『ハイドラグライド』だと思います。試供品なので、在庫が残ってたのね。でも、左右で違う製品ですが、あんまり違いは分かりません(笑)

  • 度数    近視は -10.0 まで。 遠視は +5.0 まで。
  • 加入度数  LO/MED/HIの3種
  • ベースカーブ等  8.6mm * 14.2mm 
  • 中心厚  0.08mm + 加入度数
  • 含水率  33%
  • 酸素透過率  138
  • 特徴  マルチフォーカルデザインで遠くも近くもくっきり。スマートシールドテクノロジーで汚れの付着を軽減。潤いが続く。高い酸素透過性。すべての度数で0.25ステップ刻みなのでぴったりの度数が選べる。

エアオプティクス プラス ハイドラグライド マルチフォーカル

https://alcon-contact.jp/products/airoptix/hydraglyde-multifocal/

正直、1 → 2 → 3 の順番で数日~2週間近く(我慢できない度数は1日で替えています)試したので、2の終わりには相当心がくじけていたのですが、私はやっと3の エアオプティクス プラス ハイドラグライド  マルチフォーカル が合って、正直ほっとしました。基本性能自体は、上記の3つの製品だと甲乙がつけがたいほど優れた製品だと思うので、あとは、微妙なレンズ厚や度の設計の違い・・・・。最終的には、私は、0.25ステップ刻みのおかげで、微妙な度数が調整できたのかな、と思います。

まだ近視専用を使っていらっしゃる若い方、これから遠近を検討してるミドルの方へ。

経験上、いろいろ試行錯誤してみないと自分に合う製品は見つかりません。

HPのデータ上だけ見て、『あっ、これ良さそう』と思った製品も実際つけてみると自分には合わないことも。ぜひ、正直に眼科医さんに言って、どこの医院も試供品は提供してくださると思いますので、いろいろ試してみるのをお勧めします。