こんにちは、えみゅママです!
先週半ば、やっと獣医さんへ連れて行って、狂犬病注射を済ませ、フィラリア予防薬をもらってきました。
接種後、3日後くらいにフィラリア薬を飲ませてください・・・・っていうことで、今朝2匹に投与。
投与って言っても、わんこの好きなジャーキー(もしくはビスケット?)のようになっていて、2匹とも喜んで食べます。
今話題の、イベルメクチンが入った薬です。
*フィラリア症とは
蚊が媒介する寄生虫が犬の心臓に寄生する病気です。
心臓に虫が寄生するので、かかると、心不全や肺機能低下が起こります。たまに、獣医さんでフィラリア症の子を見かけることがありますが、腹水が溜まっていたり、息をするのもやっと、という症状が見られるので、本当にかわいそうです。
フィラリア症を予防するためには、フィラリア予防薬をだいたい5月ごろから蚊の発生が収束してから1か月後くらいまでの11月ごろまで投与する必要があります。
最近では、
① 滴下タイプ薬
例:レボリューション フィラリア症予防とノミ・ダニの駆除も行える
② 錠剤タイプ薬
例:カルドメック錠 以前の犬にはこれ(こちらのたぶんジェネリック?版を)を使ってました。吐き戻しが少なくコストパフォーマンスがいいです。
③ チュアブル薬
例:ネクスガード スペクトラ ノミ、マダニ・フィラリア・回虫すべてに効くらしい。オールイン薬。
といった、様々なバリエーションの薬があります。でも、薬って薬効と副作用表裏一体だと思うので、くれぐれも獣医さんと相談して処方してもらってくださいね。
くるみはS、あずきはM。(体重はヒミツにしておいてあげる(´∀`*)ウフフ )
うっかり、中身の写真を撮らずに犬にやってしまいましたが、中は骨型のジャーキー(ビスケット)タイプです。
さて、表題のイベルメクチン!
去年、新型コロナウイルスが出始めたばかりのころ、ワクチン製造がまだだったため、ウイルスに効く薬が一時話題になりました。
(今ではすっかりワクチンの話題ばかりになってますけど・・・・・・)
ストロメクトール(イベルメクチン)や富士フィルムのアビガン(ファビピラビル)など、日本発の薬も話題に。
結局、ストロメクトールもアビガンも日本では治療薬としては承認されていません。ていうか、COVID-19の日が浅くて、治験に見合うデータがそろってないせいなのかな?
ところが、ここにきて、イベルメクチンがインドやアフリカなどで多くの人に投与され、感染率あるいは重症化・死亡率がおさまってきているとの報告が。
イベルメクチンとは?
日本が誇る、ノーベル賞生理学・医学賞受賞者、大村 智教授が開発した薬。
アフリカや南米でオンコセルカ症(河川盲目症)という病が深刻化していたのですが(これも回旋糸状虫による失明症)、イベルメクチンが入った薬を投与すると、劇的にこの病気が減ったそうです。
その後、様々な風土病などにも効果が確認され、現在世界中で使用されている薬とのこと。
昔に開発されているので、薬価が安価で、投与方法も簡単。副作用もほとんどないということで、全くもって知れば知るほどすばらしい業績です。
さすがに、ノーベル賞に冠される開発だけあります。
この薬が本当に新型コロナウイルスに効くかどうかは、これからの治験でもう少し検証が必要なのかもしれませんが、私個人的には、ぜひとも薬効があって欲しいですね。
今回のワクチンについても色々思うところはあるのですが、人によって思想・信条は異なるので、言っても水掛け論に終わりそう。
あっ、それと、コロナに効きそうって、わんこ用のイベルメクチンはくれぐれも服用しないように。
写真の個包装にも書いてありますからね。
とにもかくにも、11月まで毎月1包ずつ食べさせるのを忘れないようにしなきゃね。
美味しいからまぁ、食べるでしゅけどね。ホントは薬は苦手でしゅ。
↓ 以下、参照ページです。北里大学のはPDFです。
↓ いつまでリンクがあるかはわかりませんが・・・・
イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/