◎オリンパスプラザ大阪
こんにちは、えみゅママです! 前回から日にちが開いてしまいましたが、10月末の2か所目のショールームです。

オリンパスプラザは初めてです。だって・・・・用事がないとなかなか本町って行けないよね。(オフィス街ですが)


今回見に来たM5マーク3(以下、M5IIIと表記)は、新製品なんで、入ってすぐの正面に飾ってありました。
E-M5IIIのウリは
軽量でありながら、E-M1マーク2(以下M1IIと表記)並みのAF
そう、だれもが待っていたE-M1IIの軽量版。
触りだしてすぐ、スタッフの人が話しかけてくださいました。
以下は、いち主婦のシロウト感想ですのでご了承を。
軽量になった
前回のマーク2発売(2015年2月)から4年半くらい経ってる?かれこれ5年近く。長いタームでした。
マーク2が本体417グラムでマーク3が366グラム。その差51グラム。
中身がブラッシュアップしたにもかかわらず、50グラムもの減量に成功しています。おそらく、マイクロフォーサーズを愛する人たちにとっては、より軽量で高性能というのは理想ですので、こういった意味では歓迎されるに違いありません。
ただ、これは個人的な感想ですが、なんか、見た目に重厚感がなくなったような感じがしました。もちろん、シェイプは現代的にスマートな感じにはなっているんですが、ちょっと安っぽい。その直前に、富士フイルムのX-Pro3をみていたので(値段的には少々違いはあるのですが)よけいに安っぽく感じます。
バッテリー

バッテリーは今回から変わっています。
ん?どこかで見たことがあるような形状・・・・・・
『あの、私STYLUS1sってコンデジ持ってるんですが・・・・』
『そう、スタイラスと同じバッテリーになります』
マジっすか!
これは嬉しい(私的に)ポイント。使いまわせるやん。
E-M10とかE-PLシリーズなんかもこのバッテリー使っているようですね。
センサーと画像処理エンジン
センサーは像面位相差AF対応の20M Live MOSセンサー、画像処理エンジンはTruePic VIIIを搭載 。
これは現行のE-M1IIと同じAFセンサーとエンジンを積んでいるそうです。
この軽さで、M1IIのAFが実現できる点で、欲しいと思う人は多いかも。ただ、辛口ですが、このスペックでこの商品が、1年半前、いや、少なくとも1年くらい前に出ていたら、私も『買い!!』って思ったかもしれません。せめて、画像処理エンジンだけでも1世代新しいものにできなかったのかな?
中級機なんで、価格と性能の制限があって難しいのかな??
スタッフの方は、他のメーカーのこのクラスのカメラに比べて121点すべてでクロス像面位相差AFセンサーを採用している点がすごい!と胸をはっていらっしゃいました。
確かにAFはサクサクで、花とかいろんなアイテムがテーブルの上に置いてあったんですが、前ボケ後ろボケが簡単にすばやく合わせられました。
ファインダー
M5IIのファインダーが 236万ドット アイレベル式液晶ビューファインダー。アイポイントが21mm。
M5IIIのファインダーが 236万ドットの高精細な有機ELパネル ファインダー。アイポイントが27mm。
となっています。アイベル式が何かは正直わかんないですけど、まぁ普通の液晶ファインダーだったのかな?マーク3は有機ELに変わっています。明るくクリアで必要十分だとは思います。
が・・・、なぜか、『アイベル式236万ドットファインダー』搭載のE-M1IIのファインダーの方がめっちゃ見やすかった。倍率が違うせい?
このE-M1IIのファインダーはX-Pro3のEVFよりも見やすかったと思います。
M5IIIのファインダーのアイポイント、27mmはすごいですね。確かX-PRO3はアイポイント17mmじゃなかったなか?眼鏡かけてる人には見やすいんですって。
シャッターユニット
E-M5IIIの説明を一通り聞いた後、店内を自由に回って、いろいろ触ってきました。
やっぱり気になるE-M1IIに今一番欲しい『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3』を取り付けて、試写。
ファインダーが見やすく、シャッターフィーリングがぜんっぜん違う。
あんまり首をかしげていて、シャッターを確かめていたので、スタッフの人が聞いてくださってんですが。
『シャッターフィーリングがM1IIの方がいいんですが・・・・』と言うと、
『シャッターユニットは違うものを使っていますのでね』とのこと。
ああ、やっぱり。そこがフラッグシップとの差か・・・・・



ここまでくるとオチが見えてきますよね。
E-M5IIIを見に来たのに、結局はE-M1IIの方が欲しくなった私(笑) ダメじゃん。
E-M1IIは重いと言われますが、パナのG9 Proよりも100gも軽いですし、グリップの形状からか、そんなに歴然とした重さの差は1と5では感じませんでした。何より、価格。
出だしのE-M5IIIのこの値段ではよう買いません。確かに、5年前と比べてすべてがブラッシュアップされていますが、今のE-M1IIとの価格差でどう?・・・ましてや、中古でE-M1IIはずっと安いですし。
山行きとかで、とにかく1グラムでも軽い方がいいという方は買いでしょうね。最近、パナソニックは大型化傾向にありますし、軽量で高機能な中型機(マイクロフォーサーズ)はこれ以外ないように思います。
色は、好みの問題でしょうけど、黒の方がいい。シルバーはどうしても高級感に欠けるように思います。お店の方は、この軍艦部の黒が混じった感じが『パンダみたいでしょ?』とおっしゃったけど、なんか違和感バリバリ。
で、結局E-M1IIが欲しくても、持ってるレンズがパナソニックなんで、どうしてもカメラ本体がパナの方が相性いいに決まってるし。
さらに、この大阪行って数日後、パナソニックのG9がメジャーアップデートするとの情報が!
なんと、動物AFの搭載!
これは羨ましい。価格もG9は今底値のように思います。
実際、カートにまで入れかけたんですよ。
でも、すんでのところで思い直し。
あの体格のカメラを街中で使えるか?あるいは、持ち出しをおっくうにならないか?
もう一度、よく考えます。
E-M5IIIの公式HPはこちら
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em5mk3/index.html