こんにちは、えみゅママです!

およそ1か月くらい前から、私のデスクトップパソコンの起動時に、

CMOSチェックサムが無効です。CMOSは初期設定の構成にリセットされ、コンピューターが再起動されます。再起動後、BIOSセットアップオプションをチェックして、オプションが変更されているかどうか確認してください。

というメッセージが現れるようになりました。

放っておくと、自然にこのメッセージが消えて、普通にWindowsが立ち上がるので、忙しくしているのもあってしばらく放置していました。

ただ、このメッセージが出る頃前後して、パソコンのシステムトレイに表示されている、日時が狂っていることに気がついていました。

私の長いパソコン経験から、パソコンの日時を『自動取得』に設定しているにもかかわらず時計が狂うのは、PCのマザーボードに嵌められている、『ボタン電池』が切れていることにピンッときました。

念のために、パソコンメーカーのQ&Aにアクセスしてみると、わかりにくい言葉で書いてはありますが(笑)、結論としてボタン電池を交換せよ、ということみたいでした。

上記の写真のメッセージも、わかりにくい言葉で書いてありますが、要するに簡単に言うと、電池交換後BIOS設定画面を出して設定を確認せよ、ということです。
まぁ、日時くらい狂っててもいいんですが、やっかいなのは、Windowsの更新やその他、アプリの重要なアップデートとかをする場合、日時が狂っているとうまくいかない場合があると経験上知っていましたので、電池交換することにしました。

手順はそんなに難しくないです。

1. 電源コードを抜いたデスクトップPCの電源を10回ほど押して完全に放電する。
もちろん、USBやモニターのコード類はすべて抜きます。
2. 自分自身の静電気も放電する。
木材やコンクリートに触れると、静電気が抜けるとか。
3. デスクトップPCのケースを開け、中のボタン電池を新品と入れ替える。
4. 蓋をしてPCのコード類を繋ぎ、電源を入れると同時にBIOS画面を出す。
BIOS設定画面の出し方は、メーカーによって異なります。
5. (初期化されている)日時の設定を正しく入れ保存して閉じる。
BIOS画面はデリケートで、設定を誤ると、最悪パソコンが起動しなくなりますので慎重に。でも、日時だけいじるだけでしたら全然問題ありません。
6. 自動的に再起動され、Windowsが正常に起動する。

さて、私の場合、ボタン電池を抜くのに一苦労。

グラフィックボードの冷却ファンの下半分に電池が隠れていて、素手ではなかなかうまく取れなかったんです。(グラボを取りたかったんですが、特殊な形状のドライバーが要るみたいであきらめました)
ピンセットとかマイナスドライバーとか持ってきて、いろいろ試すも結構硬くて無理。

後日、百均(ダイソー)で何かいい工具はないかと探して購入したのが、コレ。

ラジオペンチ。しかも、ちょっと長め。

これや!!と思った私は、再度チャレンジ。無事、ボタン電池を取り出すことに成功。

傷だらけなのは、ピンセットとかで無理に取ろうとしたから( ;∀;)

ボタン電池は、『CR2032』でした。(パソコンによって、型番は違う場合があります)

KTSってどこのメーカーかは分かりませんが、日本製ではなさそう(JAPAN STDって書いてはありますが)。ASUSとかのXでは、弊社のパソコンにはKTSのボタン電池が・・・・・とか書かれていたので、けっこうマザボには使われているのかも?

パソコンはシステムの情報から、6年くらい購入から経っていたみたいですので、電池切れになってもおかしくないかも。でも、何となく、ちょっと早いような・・・・・??まぁ、製品によっても違うのでこれは仕方ないか。

手順4.ですが、うちのパソコンは、電源を入れると同時に、『ESC(エスケープ)』キーを連打?(BIOS画面が出るまで何度も押す)とメーカーホームページに記載されていました。

他には『delete』『F2』とか、経験上、押すパソコンもあったように思います。(説明書、もしくはメーカーHPにて確認)

とにかく、ESCを連打すると、無事BIOS画面が出てきたので、電波時計を見ながら、現在時刻を入力し、保存して閉じると、自動的に再起動してWindowsが立ち上がりました。

それと、BIOS設定画面ではマウスは動きませんので、矢印キーと数字キーとエンターキーとかで設定します(必要ならばtabキーも)。

そして、次から、冒頭のメッセージが出てくることはありませんでした。ふぅ~。

買ってから6年経っているとは驚きでしたが、まだまだ、画像処理とかにおいても快適に使えているので、しばらく買い替えることはないでしょう。