◎ニコンプラザ大阪(大阪市中央区博労町 御堂筋グランタワー 17階)
こんにちは、えみゅママです!
先日、オリンパスの新しいカメラの記事を書きますーーーって言っときながら、あっさりと裏切って、ニコンの新カメラを見に行くべく、大阪心斎橋近くにあるニコンのショールームへ行ってきました!
いや~、久々テンション爆上がりです!
新しいカメラは、
Z fc
という、昔懐かしい、『FM2』という一眼カメラをオマージュしたミラーレスカメラです。
FM2は確か父が持っていて、真っ黒でかっこよかったのを覚えています。
家に持ってきてるかと思って、防湿庫を探したのですが、見つからず・・・・
実家かな?それか、実家を建て替える際にだいぶんいろいろ処分してたので、ひょっとしたらないかもしれないんですが。
とにかく、私ぐらいの人にはとっても懐かしいのである!
最初、デジカメinfoで情報を見たとき、えーーーー、フェイクニュースやろ、って疑っていましたが(疑ってすみませんでした(-_-;))、
正しい情報だったらしく、来月7月1日から予約受付開始、下旬から販売開始だそうです。
地下鉄御堂筋線の本町駅からてくてく歩きました。10分もかからなかったよ。2年くらい前、Z 50を見に行こうとしてた時、確か梅田にショールームがあったと思ったんですが???
かっちょいいビルって思ったら、このビル内にニコンのショールームがあった。
17階が目的地。
この奥みたいですね。
おお!かっこかわいい! このNikonのロゴは郷愁をさそいます(笑)
このメカメカしい軍艦部がいいんです。機械好きな人ならわかってくださるだろうと。
富士フイルムのカメラみたいに、「ISO』『シャッタースピード』『露出』の3つのダイヤルがあります。ちょっと陰になってるんですが、小さな小窓にF値が出るようになっています。
富士のように、Zレンズは、レンズ鏡筒に絞り値リングがついていないので、F値がすぐにわかるようになっているそうです。
実際、オートでここに示される値ではちょっと・・・と思ったら、絞り優先で撮れたので、めっちゃ便利でした。
そして、特筆すべきは
シャッター音
カシャッって小気味いい音がします。
私が今持っているカメラ達とは、また違う音がします。
液晶はバリアングル。Z50はチルトでしたので、動画を撮る人は便利なのでは?と、スタッフの方。
液晶は明るく十分に見やすかったです。3型TFT104万ドット、タッチパネル対応です。
ファインダーは四角なんですが、アイピースは丸型で、かわいいです。多分、うろ覚えですが、FM2もこんな感じだったかと。
最近の富士のカメラはシンプルでボタン類は少ないんですが、このカメラはとにかくボタン類がいっぱい! わ~い♪ ボタン万歳!
かっこいい!
シャッタースピードボタンについているレバーを左右に動かすと、『静止画⇔動画』とすぐに切り替えできます。動画は、赤いボタンをぽちっと押します。
見本に付いているシルバーのレンズは、16-50mm f/3.5-6.3 VRで手振れ補正付の繰り出しレンズ。
一方、今回新しく発売予定の 28mm f/2.8(Special Edition)のレンズ。
Zシリーズはマウント径が大きく(最初持った時、驚いた)、光をもれなく集めることができるとのこと。こちらのレンズは、懐古主義で、鏡筒がゴム仕様になっています。
いわゆる『撒き餌レンズ』みたいで、価格を抑えているそうです。
Z fc のお部屋(笑)
今回、黒×シルバーの色だけではなく、革を張替えてくださるサービス(有料)があるそうです。
発売後、数量限定で、無料で張替えてくれるキャンペーンが行われます。
これが、めっちゃ悩むの!!!
デフォルトの黒×シルバーももちろん、レトロでいいのですが、カラフルな色は目をひきます。
ナチュラルグレー。今回、第一印象でいちばん、いいな、と思った色。
う~ん、渋い。
どの色もかわいいです。
革の張替えは、ひとつだけ注意点があります。説明文をよく読むと・・・・
液晶の裏部分の張替えは行わないそうです。つまり、黒いシボ革のままであるということ。
バリアングルの液晶を出した状態にした時など、黒いままですので、それを承知の上で色を決めた方が良いかと。
もっとも、どの色も『黒と相性がいい色』のように感じますので、黒は良いアクセントになりえます。
張替えは
1.ニコンダイレクトで購入の場合
購入時に選んだ色で、ダイレクト側が代理で張替えの手続きをしてくれます。
ですので、入荷は遅くなりますが、手間はかかりません。
2.その他で購入の場合
一旦、シルバー×黒のカメラを購入の後、ニコンに会員登録・製品登録等を済ませ、張替えを申し込むと、宅配キットが届くので、それに買ったカメラを入れて送ると、張替えて返送されます。
キャンペーン摘要(無料貼替)の場合でも、¥1,870の配送料がかかるとあります。
Zレンズは開発途上で、どんどん種類が増えていく予定だそうです。
パンフレットも貰ってきました。
Z fc(フュージョンとカジュアルの頭文字を取っているらしい)は中身はほとんどZ50と同じなんですが、ワイドエリアでの瞳AF(もちろん、犬猫対応)や、USBがタイプCになってたり、動画のタイムコードや静止画の再生カレンダー表示など・・・・・ちょっとずつブラッシュアップされています。
残念なのは、手振れ補正がついていないこと。レンズの手振れ補正機能で対応しますが、動画では不利かも。
まぁ、手振れ補正、ついているに越したことはないのですが、なければないで、シャッタースピードとか調整して、なるべくぶれないようにすればいいかも。
でも、夜間撮影が多い人は・・・・。う~ん、悩ましい。
Nikonのサイトで、機能比較ができます。
https://www.nikon-image.com/products/compare/
内蔵フラッシュは省かれていますが、Z 50のものものしさがなく、女性ターゲットなのがうかがえます。
ボディの質感もZ 50ほどプラスチック感がなく、(Z fcはマグネシウム合金ボディらしい)、レトロで高級感があります。ただし、やや大柄(重くはないんですがね)。
オリンパスのE-P7を見た後なら、なおさら大きく感じます。
とてもいいカメラだと思うのですが、あと、値段が・・・・・
ターゲットが若い女性?(パンフやWEBでは若い女性を前面に押し出している)かと思うのですが、若いお嬢さんが、レンズキットで15万円ほどのものを買うのかどうか?
それは、ちょっと疑問ではありますが。
写真を撮る道具として見るのなら、値段がこなれているZ 50を買うのもありだとは思うのですが。
ファッションツールとして考えるのなら、Z fcでしょうね。
レトロでメカメカしい。革を張り替えたら、自分だけのカメラになりますしね。
Z 50はとてもいいカメラだそうで、今でも、ニコンの売れ筋上位に常にランクインしてますもんね。その機能を詰め込んだZ fcは絶対に使いやすいと思います。
はてさて、えみゅママはどうしよう?
買うんだったらマイクロフォーサーズのレンズを元手にしないといけないでしょうし。でも、1~2年先に出ると思われる、α7CⅡも欲しいんですよね・・・・・・
う~ん、もうちょっと悩みます。