こんにちは、えみゅママです!
緊急事態宣言が全国的に解除されて、今週末は街がにぎやかで。久々の活気。いろんな意見があると思いますが、えみゅママはこっちの方がいいな、やっぱり。
さて、FUJIFILMのお家芸は、なんといっても
フィルムシミュレーション
でも、わんこを連れての撮影の時は、なかなか余裕がなくてシミュレーションを変更しずらいです。
そこで、やはりRAWデータを撮っておいて、家に帰ってからシミュレーションを当てていく方式にすることにしました。
富士フイルムの公式で、無料でRAW現像ができるソフトウェアは3つ用意されています。
- RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX
- FUJIFILM X RAW Studio
- Capture One Express FUJIFILM
このうち、メアドを登録せずに使えるのは1と2。
いや、別にメアドぐらい登録しても、どうってことないんですが、この後、宣伝メールがくるのが鬱陶しくて。
ついつい縛りなく使えるソフトに流れてしまう、私。
1.のRAW FILE CONVERTERは老舗・市川ソフトラボラトリー作。昔から、処理が『重たい』のでなんとなく敬遠してたんですが、PCも新しいのに買い替えて、力があるので、試しにダウンロードしてみたのですが・・・・・
やっぱり重たかった(涙)
なんやろ・・・・いろんなプレビューが、じわじわと変わっていくそのタイムラグが気になります。
(決して、うちのパソコンの処理能力がないからとは思えません。)
RAW StudioよりはLightroom寄りの画質調整ができるところは◎。
で、早々に見切りをつけて、2.のFUJIFILM X RAW Studioをダウンロードすることに。
FUJIFILM X RAW Studio(富士フイルム公式HP)
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/software/x-raw-studio/
FUJIFILM X RAW Studioの特徴は、なんといっても、カメラ本体の画像処理エンジンを使用することにあります。
早い話が、カメラ内部でRAW現像する作業をパソコン上でできるというもの。
カメラ内部でのRAW現像って、メニューが階層に分かれていてとてもしずらいです。大量の写真を現像する気にはとてもなりません。
その点、RAW Studio は現像プロファイルを保存して、それを他の画像にも使うことができるので、大量の現像もバッチ処理できます。
しかも、公式によると、『現像時間がコンピュータの処理能力の影響を受けない』『カメラで撮影する際と完全に一致した高品質な画質(階調、色再現、ノイズリダクションなど)が得られる』ということなので、期待大です。
上記サイトからRAW Studioをダウンロードし、カメラのUSB接続設定を変更します。
メニューの『接続設定』→『PC接続モード』→『USB RAW現像/設定保存読込』に設定。
USB TYPE-Cでパソコンと接続しソフトウェアを立ち上げます・・・・・
カメラが緑の点滅になればOKです。
操作はきわめて単純明快。
RAWフォルダを選択するとサムネイルで画像が表示されますので、現像したい画像を選択して、向かって右のパネルから、フィルムシミュレーション等の変更をかけて現像(書き出し)します。
フィルムシミュレーションを選んでいく・・・・・
粒度とか入れることもでき・・・・・・
粒度大をいれると、ざらざらしてフィルム感が増します。
ホワイトバランスとかも調整し・・・・
補正前/補正後モードで左右に写真を並べて作業もできます。
メニューを探っていると、『切り抜き』というコマンドを見つけて、現像した『jpg』画像を選択し、切り取り範囲までは設定できたんですが、
ん?どうやってこれを保存するの?
10分ぐらいマジでメニュー探しまくりました。
しばらくして、マウスの先端に、
『Enterで確定、ESCでキャンセル』って黒枠に気づきました!!
なぁんだ、気づくと簡単。
無事、保存できました(^O^)/
結論・・・
ヒストグラムいじったり、ライトルームのような細かい調整はできませんが、カメラで設定して撮っていくメニューは揃っていて、とりあえずフイルムシミュレーションや露出なんかを替えて現像したい場合には手軽だと思います。
切り抜きは、一旦現像してjpgに変換した画像を切り抜くという手順を踏まないといけないので、やや手間がかります。
X100Vのjpgはライトルームでもいじれるんですが、結局いろいろいじっても、デフォルトで撮ったもの(jpg)が一番良かった!というパターンばかりですので、私には合ってるかも。これ以上を求めるならCapture Oneをダウンロードするべきなんでしょうけど、そもそも最近RAW現像が面倒になってきているえみゅママですので、しばらくはこちらのソフトで様子見です。