こんにちは、えみゅママです。

10日ほど前にシグマのHPで、梅田でシグマ新製品貸出体験会が今日行われるって知り、百貨店で用事もあったことから、大阪梅田へ行ってきました。

その時点で、シグマの今度発売されるフルサイズミラーレスfpが展示されるって書いてありました。手に取ることはできませんと。

しかし、今日行きしなの電車の中で、上記サイトを再チェックすると、なんと!

タッチ&トライ

に変わってるではありませんか!!やった~!!―――意気揚々と梅田スカイビルに行ってきました。

梅田スカイビル(空中庭園のあるところ)のタワーウエスト36階で体験会は行われます。

会場に入るとすぐ係の人が、『貸出ですか?』と聞いてくださったので、『fpが見たいです』と答えました。

すでに多くの人で会場は大賑わい。この時点で10時20分くらい。(10時から始まってます)

椅子が並べてあって、そこに座って順番を待ってました。混みあってるので持ち時間はひとり5分でした。
最初の方の人はもうちょっと長かったように思います。(たぶんに混んできたので、巻き巻き入ったんだと思います)

う~ん、場内を見まわしても女性は私ひとり!?
おじさま&おにいさまばかり・・・・・。シグマの客層はおじさま率高いのね。
あっ、でもタッチ&トライのスタッフの2人のうちひとりは女性でしたよ。

カメラは2台長デスクに置かれていて、その前にスタッフの方がそれぞれおひとりずつ・・・・結構厳重で、気軽に写真撮る雰囲気じゃないなぁ。。
でも、最後に勇気を出してスマホで3枚だけ写真撮らせていただきました。

持った第一印象は、

軽!!

四角いコロッと厚みのある独特のフォルム。なんか重さとか横幅とかで、私の持っているソニーのRX1みたいなデジャブが・・・もちろん、RX1よりもレンズは出張っているんですが、それでもレンズ交換式のフルサイズとしては破格の軽さです。キャノンRPもショールームへ見に行きましたが、それよりも軽い気がしました。(←これはセットになってたレンズが軽かったのも寄与してるんじゃないかな?)

このカメラのコンセプトは、『必要なものはオプションで足していく』ということらしいので、もちろんファインダーはありません。

シグマのHPであらかじめカメラの特徴を調べていて、私が一番気になっていた点は、

〇モードダイヤルがついていない

〇電子シャッターのみ(メカニカルシャッターは対応していません)

〇デフォルトでファインダーもフラッシュもついてない

の3点でした。

まずモードはどのようにして選ぶかというと・・・・

カメラの右下に『MODE』というボタンが見えるでしょうか?それを押すと、ディスプレイに『A S P・・・』というモード選択が現れますのでそれで選択します。

カメラを手渡された時点で『シネマモード』が入っていたらしく、すぐに『REC』と液晶に表示されたので、スタッフにすぐHELP(笑)
『あっ、CINEをSTILLに切り替えてください』

うん、上部にCINEとSTILLのボタンがあってスライドで切り替えます。
HPによると、動画と静止画を切り替えると、液晶に表示されるUIもそれぞれに特化したものに変わるそうです。

さらに、受難は続く・・・・・(笑)

シャッターを押すと、カッカッカッと小気味いい音がしてなんかシングルっぽくない!?
またまたヘルプをすると(笑)
『あっ、連射モードになってますね』

こういった設定の変更は『QS』ボタンを押して変更していらっしゃいました。
QSは使用頻度の高いメニューを登録できるそうです。

ちなみに、液晶はタッチパネルに対応してるってHPで見たんですが、どうもフォーカスだけ変えれるようで、タッチシャッターには対応していないということ。
さらに、『メニュー選択はできますか?』と聞くと、いろいろ設定を触ってくださったんですが、メニュー選択にはタッチは対応していないようです。(ちょっとガッカリ)
そして液晶画面は動きません。(これも少しがっかり)
液晶の視認性は良好でした。色もきれいし。でも、戸外に持っていったらどうなんだろ?ファインダーついてないしな?

でも、シャッターは軽快です。次々、写真が撮れます。スタッフの方に電子シャッターってどうですか?と聞くと、それぞれに利点・欠点ありますが、メカニカルは今回、ホコリの混入とかの問題とかいろいろあって省いた云々・・・というようなことをおっしゃっていました。
まぁ、この時点で、このカメラは『ガチで使う人向けではない』っていうのがわかってきてたので、フムフムと聞いていました。いらん機能は省くだけ省いて、軽量化を図ったものと思われます。

撮った写真をプレイで見ても、(小さな液晶3.15インチゆえにはっきりはしませんが)きれいに撮れていたように思います。連写もバババッと早かったですし。

今回のカメラはベイヤー方式。
本来シグマが得意とする、フォビオン(FOVEON)方式は来年出るって噂聞くんですが?とスタッフに聞くと『はい、開発はしておるそうです』との答え。これは来年以降になる模様。

レンズはいいですね!
45mmF2.8。

軽量で、絞りがリングで付いているのがGOOD。やっぱ、絞りつきのレンズは直感的でいいわ~♪たぶん、解像度もよさげ。

5分はあっという間に過ぎました。タイマーがピピピと鳴って以上終了です。操作性も独特で、窓の外を向くだけの格好だったのであまり撮れなかったんですが、フィーリングだけは伝わりました。
物理ダイヤルが少ないので、ほとんどが液晶で選んでいくタイプの操作性。
どちらかというと、静止画よりも動画に特化しているらしい。でも、静止画をおろそかにしているわけではありません。

さて、私の感想。

このカメラは、万人受けのカメラではないです。でも、面白い。悪い言葉で表すならば、大人の玩具。
軽量ですので、気軽に持ち出して、電子シャッターならではのサクサク感でもって、フルサイズスナップには最適。
ソニーやキャノンのフルサイズミラーレスとはまたコンセプトが全然違います。
美しい写真を撮りたいことに集中したい人がこのカメラを買うのには向かないかなと感じます。
でも、オプションを足してトランスフォームさせる面白さはありますし、なにせこの軽さで、防塵防滴・ローパスフィルターレス・アルミボディときてます。
これで価格が(噂では機能のわりにバーゲンプライスらしい)安かったら、映像系の学生さんたちに受けそう。
シグマファンの方は、来年以降発売の、FOVEONタイプのフルサイズミラーレスに期待を寄せているらしいですが。

でも、この軽さは魅力やなぁ~。グリップはないので(これもオプションでパーツがあるらしい)、RXシリーズのような感覚です。親指周りはシボ革っぽいのでいいのですが、前面はつるんとしているので、滑る感があるかも。
あとは、価格と実写例かなぁ・・・・
結構、RX100M7に心惹かれる部分があるので、もうちょっと考えます。ていうか、発売いつになるんですか!?シグマさん!

新商品貸し出しは、残念ながら『レンズのみの貸し出し』ということで、カメラ本体を持っていない私は指をくわえてみてました。
みなさん、ソニーやキャノンといった大きなカメラ持ってはりましたよ~。
悔しいので、家から持参していた、『パナソニックGM1 + SIGMA 56mm F1.4』の組み合わせのカメラで、皆さんに交じって梅田スカイビルを撮影してきました。
今日は力尽きましたので、写真はまた明日アップします。

あっ、最後にシグマさんにいただいたお土産?(クリアファイルになるカタログ入れとパンフレット類)

なんかとってもオシャレなんですね~♡

SIGMA fp

https://www.sigma-global.com/jp/cameras/fp-series/