こんにちは、えみゅママです!

ゴールデンウイークの間は、ひたすら洗濯(冬物と夏物の入れ替え)とマスク作りに終始しました。

でも、今本当に、

自家製布マスク

流行ってますよね~。でもって、『ガーゼ生地』『ミシン』『ミシン糸』『チャコペン』・・・・本当に手に入りません!!

日頃から、手芸が好きなえみゅママにとっては、今まで普通に買えていたアイテムが

なぜ?なんで、買えないの?

って不満タラタラ。。

まあ、今まで手芸してなかった人までもマスク作りをするようになったということで、納得するしかないか。

それで、以前作ったくるみちゃんの冬用コート生地(厚手のガーゼ生地)を使ったマスクがさすがに最近暑くなってきたので、涼しいマスクを作ろう!と思い立って、連休の間に試行錯誤。以下は私の主観で、夏用に適する適さないを採点しました。

1. エアリズム生地

涼しさ・・・・と言って真っ先に思い浮かんだのが、ユニクロの『エアリズム』というアンダーシャツの生地。

これで作ったら、さぞや涼しいだろう!と意気込んで、コットンとエアリズムが使われている肌着をつぶして途中まで作りかけたんですが・・・・。

見事に失敗! 息ができません!!

えっ、なんで?メッシュタイプじゃないんで、目が詰まっているのか??

でも、メッシュタイプだと、息はしやすいけど、飛沫を防ぐには弱いよな、本末転倒!ということで、エアリズムは適さないと判断!

エアリズム  ★☆☆☆☆

2. オックス生地

綿100%でタテ糸・ヨコ糸ともに2本ずつそろえて織った平織の生地をオックス生地といいます。

一口にオックス生地と言ってもいろいろあるそうで、薄手の生地(シャツなどに使われる)はブロード、厚手の生地はオックス。子供のおけいこバッグによく使われている張りのある綿生地はこれにあたります。

連休後半にやっと開いた手芸屋さんで見つけた熱帯魚のオックス。

夏!!

と一目で気に入りました。薄手のブロードは洗うとしわになるものが多いのですが、オックスは洗ってもパリッとしていてマスクの表地にはいいよな~と思います。

実際、くるみちゃん生地の厚手のマスクよりも薄くて、暑さはマシ。ただし、通気性はやや劣るので、真夏はもうちょっと薄い方がいいかも??

オックス生地  ★★★☆☆

3. 綿麻混紡生地

麻の割合が多くなると、しわがよりやすいので、麻は15%以下ぐらいの割合がいいように思います。麻が入っていると、生地がしゃりっとして涼しげです。編目も適度に粗いです(いいかどうかはわかりかねますが)。裏地はダブルガーゼを使いましたので、飛沫防止は問題ないかと。

綿麻生地  ★★★★☆

4. リップル

布生地を薬剤を使って部分的に強く縮ませて凹凸を作った生地です。綿100%の生地もありますが、ポリエステル混紡の方がしわになりにくいと思います。私が買ったのは、やはり15%ポリエステルが混じったもの。
生地はぽこぽこしたおうとつがあって、さらさらして肌触りはよいです。

リップルやサッカー生地は夏のパジャマとかの定番ですもんね。

夏のマスクにはお勧めです!

リップル生地  ★★★★★

5. サッカー

リップルと同時に買った生地。「サッカー」とは書いていなかったんですが、縦と横の収縮率が違って表示されていたので、サッカー地と判断。

基本、リップルとサッカーは作り方が違って、リップルは薬剤を使って、サッカーは縦横の収縮率の差を利用して、ともに凹凸をつけて作っているそうです。

こちらも、ぽこぽこした生地でさらさら。やや目は粗く、息はしやすく蒸れはマシです。生地は薄めなので、裏地はダブルガーゼを使っています。

サッカー生地  ★★★★★

6. ガーゼ生地

今もっとも手に入りにくい生地ですが、ガーゼ生地も夏には適しています。

寒い間には、ちょっと薄っぺらくて頼りない感じがしたのですが、暑くなってきたこの頃には、やはり息が楽で、内側の水分も吸収してくれるので◎。

当分はガーゼハンカチをつぶしていくしか仕方ないか・・・・

ガーゼ生地  ★★★★★

以上が私が使った生地です。

まとめると、夏のマスクには、『リップル・サッカー』『ガーゼ』がお勧めかと。ほかにも、個人的にはTシャツやしわになりにくいYシャツの生地なんかもいいように思います。

マスクの裏地は、ガーゼが手に入りにくい現状、手芸屋さんのトーカイ店員さんによると『さらし』『シーチング』とかがお勧めだということです。

さらしは洗うとしわが目立つような気がしますが、裏側なのでまあ良しとしましょう。表地はやはり洗いざらしでもくたっとならない方がいいと思います。ですので、薄手の生地だと、ポリエステルとの混紡の方がしわは目立ちにくそうです。